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歯ぎしりで歯が割れることも…割れやすい「歯」の見極め方!

歯ぎしりで歯が割れることも…割れやすい「歯」の見極め方!

歯が割れる原因は、どのようなものだと思いますか。例えば、ボールがぶつかった、転んで顔から倒れてしまった、殴られた…など様々です。これらは原因がわかっているので万が一歯が折れてしまってもどうして折れたのか納得がいきます。
これが朝起きたときに歯が痛み、歯医者さんへ行くと歯が折れている、または割れていると言われたらどうでしょうか。いつどうして折れたのか心配になりますよね。
今回は、気付いたら割れているということがないように割れやすい歯の見極め方を日暮里駅前デンタルクリニックが紹介します。

 

なぜ歯が割れるのか?

割れやすい歯を紹介する前に、なぜ歯が割れることが起きてしまうのかについてお話します。歯が割れてしまう原因に歯ぎしりによっておこるものがあります。歯ぎしりには、グライディング・クレンジング・タッピングの3種類種類があります。グライディングは歯を全体的にすり合わせる行為で、クレンチングは強く食いしばることを言い、タッピングは歯同士をカチカチ音を鳴らして合わせています。この中のクレンチングとタッピングは歯を折るまたは割る原因としてあげられます。
もろくなっている歯は、クレンチングの食いしばりやタッピング運動で割れてしまうことがあります。

 

歯が折れる(割れる)メカニズム

歯が折れる(割れる)メカニズム

歯ぎしりによって割れやすい歯は、前歯よりも小臼歯や大臼歯などの歯です。これは、前歯に比べて小臼歯や大臼歯の方が噛む力が強いからです。食いしばっている時は特に割れやすいです。理由は、食いしばると歯の根元に向かって大きく力がかかり歯は目に見えないレベルですがしなり始めます。歯の表面にあるエナメル質は力がかかってもしなることはないですが歯の根元に近づくにつれしなるようになるのです。歯がしなっていき応力が一点に集中すると歯が折れてしまうのです。
また詰め物をしているとその部分が割れやすくはなります。詰め物を詰める時に歯に穴を開けますがその時に詰め物に裏打ちがない状態で詰め物をするとすぐに割れてしまいます。

 

割れやすい歯とは

やはり、治療回数が多い歯は割れやすくなっています。何度も修復していると元々の自分の歯が少なくなっています。歯のエナメル質は骨よりも硬く身体の中でもっとも硬いと言われています。
それよりも柔らかい詰め物ばかり詰めていると歯で歯ぎしりが起きた時に詰め物が外れやすくなってしまいます。詰め物に近いエナメル質は薄くなっているので割れやすくもなっています。歯ぎしりから歯を守るのには、マウスピースを着用することがおすすめです。

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